本記事では、前記事:バンドル調整でパラメータの不定性を確認するにはどうするか を踏まえ、前記事で第2の検証方法として挙げた「2. 最適化を実施したときの目的関数値が、θiを誤った値に固定した場合とθiを正しい値に固定した場合で、有意に変わらないかを調べる。」を実演したい。 具体的には、CG空間上で、完全な水平面を、理想的なピンホールカメラを鉛直下向きに向けて撮影した画像セットをMetashapeで解析して、この「平行光軸撮影で、光軸に直交する平面状の被写体を撮ること」が、内部パラメータの一部にとってCritical Configurationであるかどうか(不定になるかどうか)を、調べてみる。…