サブタイトルは”集めてつなごう 日本のデザイン”。 例年この時期に開催され、自分の訪問は三度目。 今回も各界の泰斗が日本国内を渉猟、気になったデザインをピックアップし解説と共に展示する。 「琺瑯」「フォント」「氷室」「魔法瓶」「大漁旗」「瓦」「街路市」「スナック」と、身近に有っても意外と気づいていないものを普段とは異なる視点で提示されると「なるほどなぁ」と感嘆の声を上げる。 例えば「街路市」。自分の田舎でも月に二回定期的に開かれていた(今はどうか知らぬが)。 生活用品からちょっと怪しげなものまで、ケの文物を扱いながら、ハレの香りを感じる場が楽しかった。 「氷室」は夏でも涼を感じるための古来から…