DNAをプログラミングすることで、ガンを発見して治療する 今回はDNAを用いた生体コンピュータ。元々はDNAを使って計算させることを考えていたようだが、結局は体内で動作させることが出来るという点から、DNAをプログラミングして、ガンの検査や治療に使用しようという方向に研究が進んでいるらしい。 実際にどのようなことをするかだが、東京大学の研究チームが昨年10月に発表したのは、ガンの早期診断。がん細胞は固有のマイクロRNAを放出し、それが血液中を循環するのでそれを検出することでガンが発見できるということである。今回は複数のマイクロRNAの濃度を1度に調べられる方法が開発されたという。2種類のマイク…