COVID-19の流行で、シンガポールでも一時は市中感染が増加し、4月初旬から約2ヶ月間の外出制限(サーキットブレーカー/ソフトロックダウン)もあった。幸いシンガポール政府の賢明なリーダーシップの下で、その後は市中感染者数を抑制しつつ、慎重に経済活動が再開されていった。北半球が冬に突入して多くの国々で第2波、第3波が猛威をふるう現在に至るまで、シンガポールで生活物資が不足したり価格が高騰することもなく、不自由のない生活を継続できていることは文字通り「有難い」ことであり、この国に住まわせてもらっている者のひとりとして、シンガポール政府、公務員、エッセンシャルワーカーの方々には心から感謝している。…