以前、ワンカンの解釈で、松濤館のワンカンは海外からの解釈動画があることを紹介した。その最初の両手で中段に構え、左斜め前、右斜め前に進む動作が五十四歩の最初に出てくる動作と同じであり、参考となる。 → https://www.youtube.com/watch?v=MbobMew3hLw(以前紹介した動画です) また、五十四歩ではそれに続けて掛け手、連突き、前蹴りの動作があるが、これはジインやワンダウ等、他の型でも比較的よく出てくる動作であり、あまり解釈には困らない。 よく分からないのは足を後ろに振り上げる動作である。今野敏さんは酔拳の名残との解説をしていたが、今野さん自身、後方に水平に近いとこ…