:楽器
電子楽器(ウインドシンセサイザー)の一つ。「Electric Wind Instrumental」の略。 リコーダー、サックスのような運指とブレスセンサーが特徴的。息やかむ強さによって音色が変わり、ビブラートやベンド、グライドなどさまざまな表現が可能。 また音域は8オクターブある。 キーがタッチセンサーなので超高速で運指を行っても音がきちんとついてくる。 T-Square、Michael Breckerが用いる楽器として有名である。
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音源が内蔵されたウィンドシンセ、たとえばEWI5000とかAerophoneを使っていて「外部音源にチャレンジしたいな」と思っているなら、やってみましょう! (追記:2024/12/30) (追記;2025/02/01) !)自分でゼロから音を作ってみたい! そんなあなたにはCherry AudioのSynthesizer Expander Moduleがおすすめ。・ウィンドシンセ界隈ではとても有名なOberheim SEMのシミュレート音源・歴史に残るあのミュージシャンやあのミュージシャンも使っていた・Oberheim SEMはアナログシンセの基本が詰まっているので勉強にもなる・無料 Che…
もう一回結論的な言い方をすると、自分の好きな音源を使えばいいわけですよ。ソフトでもハードでも。 楽器を選ぶのにメリットもデメリットもあったもんじゃないですが、こういうのがあったほうがわかりやすい向きには親切かなと思ったのでまとめてみました。無責任無保証です。 ソフトウェア音源 メリット 比較的安価 買ったらすぐにインストールできる ウィンドシンセ対応音源だとCC2が出せれば即実戦投入 アップデートがある(こともある) 場所を取らない デメリット MacOS以外だとレイテンシー問題が立ちはだかる OSのアップデートで動かなくなる可能性がある アップデートそのものがないかもしれない 周辺機器との相…
結論的な言い方をすると、自分の好きな音源を使えばいいわけですよ。ソフトでもハードでも。 ひとがなにかをするときには必ず思想信条好き嫌いが影響を与えます。コロッケになにをかけて食べるか、みたいな。だからどんな音源を使うか、どんな音を出すかは十人十色で千差万別。フィルターをCC2で開閉してノコギリ波一発で勝負〜なんてセッティングだとしても、どの音源を使うかで出音は変わってくるのは事実。 そもそもウィンドシンセ用に(それっぽいプリセット音が)作られている音源なんてほとんどない。ソフトウェア音源ではわずかながらあることはあるけど。ハードウェア音源で「ウィンドシンセに最適化!」なんて売り文句で売られてい…
過去記事の短縮版です。 ウィンドシンセでソフトウェア音源を使うためにはコンピュータに接続します。 以下、MacOSで動かすことを前提に話をします。WindowsやiPhone(iPad)についてはこのブログのほかの記事や、webにある有用な情報を参考にしてください。 NuRADやNuEVI、MWiCといったUSB MIDIを使える楽器をお使いであれば、楽器とMacをUSBでつないでソフトウェア音源をインストールし、MainStageあるいは例えばGarageBandなどのDAWからそのソフトウェア音源が鳴らせるようにセッティングするだけでヘッドフォンなどで演奏を始めることができます。 追加する…
文字じゃわからん、という向きはこちらをどうぞ。 ソフトウェア音源を使う場合のイメージとしてはこんな感じです。EWIやNuRAD、MWiCなどのコントローラーをなんらかの方法でMacと接続します。接続方法はお持ちの機器や環境、目的に合わせてUSBやMIDI端子やBluetoothなどに変えてください。カラオケルームなどで使うときはMacのイヤホン端子からカラオケの聴きに繋ぐといいのかな。やり方はカラオケの店員さんに聞いてください。ご自宅やスタジオ、ライブハウスなどで使うならオーディオインターフェースを繋ぐと便利でしょう。個々のセッティングではもっとシンプルにしたり複雑にしたり。エフェクターはMa…
このポストは、歴史的な背景はあまり重要でないと決めつけるところから始めよう。 お手元にEWIがあるかたは本体のキーを見てほしい。手元にない向きは画像を検索してください。あ、おでこの広いひとや髪が緑のひとがでてきても気にしなくていいです。日本におけるウィンドシンセ界隈では大変な功績をお持ちのヒューマンなんですが、いったん忘れましょう。で、左右の人差し指・中指・薬指で抑えるキーに注目されたい。公式にはこれらをノート・キーと呼び、上(左手)から順にK1(ひとつとばして)K3、K4、右手に移ってK7、K8、K9という名前がついている。いま実際に手にしたひとは間違いなくパラララっとなんらかのスケールやフ…
ということで、MWiCの試奏が終わりました。買うか買わないか迷っているひと向けに、大雑把な感想を書きます。 MWiCに興味があるひとは以下のうちのどれかだと思います。 EWIを持っている Aerophoneを持っている WXシリーズを持っている ウィンドシンセは持っていないが管楽器経験がある 管楽器経験はない Aerophone(以下エアロフォン)ユーザーあるいはWXユーザーであれば、MWiCの吹奏感は想像つきやすいでしょう。リップベンドを用いた、サックスに似た表現力を持っています。ただ、マウスピースとその中に入れるシリコーンバルーンのセッティングや本体の設定をしっかり行うことが出来ないと、思…
承前。 試奏のために残された時間が1週間となりました。 ようやくヤマハの4Cも届き、それ(というか自分)に合わせた設定が可能か見極めるターンです。いやー、1週間無駄にした。はじめから4Cしとけばよかった。 わたくしはブレスではなくてリップベンドに重きを置いている、宗派としてはマイノリティに属しております。ネットをさまよったりひとと話したりしてつくづく思い知りました。NuRADのときにはほぼ絶望していました。リップベンドに命をかけている民はほんとうに少ない。なので「これは人生で買う最後の楽器なんだな」とまで思いましたさ。まAE-20買いましたけれども。あれはなー。キーがなー。 で、MWiCの登場…
よくあるのが「使いこなせそうにないから……」というタイプのひと。 ココ壱番屋のカレー、ありますよね。覚えきれないくらいたくさんのトッピングがあるお店。あのカレーを「トッピングの種類が多すぎて」と敬遠しますか? 回転寿司でお寿司以外のメニューがたくさんあって困る、なんて思います? いいじゃないすか多機能で! 使わないあるいは意味が分からない設定項目があったとしてもかまわないじゃないすか! MWiCを知って「お」と思ったでしょ? 「いいかも」って思ったんでしょ? 特にあまり若くないあなた! やりましょうよ! MWiCでなくたっていい。EWIでもいい。エアロフォンでもいい。NuRADだっていい。エレ…
承前。 えー結論から申しますと、セルマーのジャズメタルEおよび中華プラスチックの白いマウスピース(現在404)はどちらもチェンバーが狭く、シリコーンバルーンがチェンバーをふさいでしまっていることが判明しました。ズコー まぁセルマーのジャズメタルE(長いな)はハイバッフルでないものの、チェンバーを狭くしてメタルっぽくない音を目指したのかなと思わないでもないです。 てなわけで、しかたなく(?)ヤマハの4Cをネットで注文したわけであります。早く届け。 メタルのほうはどうにもアレですが、中華プラスチックの白いマウスピース(現在404)は加工すればチェンバーを、というかシリコーンバルーン用の隙間を作れ…