スクウェア(現スクウェア・エニックス)のRPG「ファイナルファンタジー」シリーズの第2作。
ファミリーコンピュータで1988年12月17日に発売された。
パラメキア帝国に親を殺された4人の若者達が、多くの人たちの助力を得てパラメキア皇帝を倒すまでの物語。
システム的には、FFシリーズでは珍しく経験値が無く、キャラの成長方法が異色だった。
成長システムは、熟練度システムと呼ばれ、戦闘コマンドの選択回数により、関連能力が成長した。
このため「素振りコマンド」「パーティ内リンチ」など意図的に、一度の戦闘で、一気に成長させる裏技が横行した。
たとえばゴブリン相手に「たたかう/キャンセル」を100回繰り返すと、戦闘終了後に武器熟練度がレベルアップした。
たとえば、わざと仲間からの攻撃によりキャラを瀕死に追い込むことで、HPを急上昇させることができた。
この場合、パーティ4人めに当たるキャラは、キャンセルコマンドが使えないため、成長の周回おくれになった。
このシステムは以降、Sagaシリーズに引き継がれることになる。
その他にも、ある特定のキーワードを覚えておき、その言葉から新たな言葉を引き出すというワードメモリシステムも搭載されていた。
アルティメットヒッツ ファイナルファンタジーII - PSP
*1:「Final Fantasy I」とのセットで「ファイナルファンタジー I・II アドバンス」として発売、オリジナル要素の「Soul of Rebirth」が収録されている。
*2:FOMA、EZweb(BREWアプリ)、Yahoo!ケータイ(S!アプリ)
*3:GBA版の追加要素に加え、ギャラリーモードや新ダンジョンなどが追加されている。