3.7 ダルバは小児性愛者の父親によって立場的にも性的にも妻として扱われていた12歳の少女。そのグルーミング(=未成年が精神的・肉体的に手なずけられ、アイデンティティが歪むこと)を解いていくのが映画の骨子。 母親は当時5歳だったダルバの共同親権を約束して父親と別れたが、反故にされ父親とダルバは行方不明になる。母親が探している7年のあいだに父親は自分の娘であるダルバを洗脳し捕食した。結果、ダルバは12歳でありながら大人のような化粧・服装をしている。 父親は通報でつかまり、ダルバは虐待児のシェルターに入って学校へも行くようになった。が、グルーミングは容易には解けず、思春期も重なって幼いエルザの心は…