NHKラジオFMシアターで第44回BKラジオドラマ脚本賞最優秀賞受賞作品 FMシアター「あの子の風鈴」を聞いたので感想。 【あらすじ】食堂を営む香苗(44)の娘・るい(14)。夏休みだというのに毎日お手伝いばかりで、水族館にも連れて行ってもらえない。香苗は度々食堂にやって来る女の子・望(14)のことをいつも気にかけ、望の食べたいものを作ってあげている。母はなぜ望ばかりを気にかけるのか。るいは、望を嫌い、母にも苛立ちが抑えられない。ある日、望が子猫を助けてやるが、るいは「飼えないのに身勝手だ」と文句を言って店から子猫を追い出し、母には「望が猫を逃がした」と嘘をつく。それでも望を心配する母。るいは…