イラン戦争が始まって、しばらく経つ。 戦争それ自体に対して、思うところのある人は多いだろう。 大勢の自国民を虐殺した独裁者の支配が続くことを望むわけもないが、それはそれとして、戦争という手段は落しどころに持っていくのが難しすぎる。 うん、何万人殺した独裁者だろうと、それとは無関係に命は尊いから奪われるべきではない、というような一種の聖人のような主張をするつもりは無い。 既に何万人も虐殺した独裁者を打倒すれば、未来の数万人の命が助かる可能性は極めて高い。 ならば、その命を奪う事が選択肢に入ることもあるのだろう。 ――だが、戦争という手段は、落しどころが難しすぎる。 落しどころ、つまり決着の付け方…