◆◆現在の再生医療について◆◆ 2012年、iPS細胞に関する発表で、 現在の「公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団」理事長の山中伸弥氏が、 ノーベル生理学・医学賞を受賞されて以降、 ips細胞の医療応用に向けて、様々な臨床研究や治験が行われています。 〇 初のiPS細胞による医療 2013年8月に世界で初めてiPS細胞を用いた移植手術が行われました。 患者は40代女性で、角膜上皮幹細胞疲弊症を患っており、 両目の視力がほとんど無い状態でした。 行われた手術は、iPS細胞由来の角膜を左目に移植するといった内容でした。 手術は無事成功し、患者の視力は、新聞や本が読める状態にまで回復しました。 …