by Sophie Blackall 語数 672 あらすじ 世界の最果てにある小さな島。 そのてっぺんにたっている灯台は、夕暮れから日の出まで、 船を安全に導くために、遠くの海まで光をおくります。 「おーい、おーい、おーい、こちら灯台!」 灯台のあかりを灯し続ける、新しい灯台守が、交代でやってきました。 レンズを磨き、油をつぎ足し、ランプの芯を切りそろえ、 レンズが回り続けるように、ゼンマイを巻き、灯台日誌に記録します。 そして、風の音に耳をかたむける…。 ひとりきりで仕事をしていた灯台守は寂しくて、 奥さんに手紙を書いてはビンにつめて、海に流し、返事を待ちました。 そして、食料と共に船が運…