サンプルシステム解析におけるZ変換のすばらしさ! 図1 サンプルシステム1次IIRフィルタ 図1はサンプル(離散)システムであり、IIRフィルタ(無限インパルス応答)である。フィードバックがおこなわれている。z^-1は、そのデータの1つ前のデータを示す。つまりz^-1通ると1つ前のデータになる。 y(n)=x(n)+B*x(n-1)+A*y(n-1) (1) は上図のxとyの関係である。これからそれを証明しよう。Z変換で考えます。 X=Z(x(n))で、Xをx(n)のZ変換であることを表すことにします。 図の場合x(n)からa1までの伝達関数はX=Z(x(n)),A1=Z(a1(n))とすれば…