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JR北海道785系電車

(一般)
じぇいあーるほっかいどうななひゃくはちじゅうごけいでんしゃ

JR北海道の特急型交流電車函館本線の高速化を目的に開発され、1990年に登場した。JR北海道初の特急型電車である。

経歴

1990年秋に特急「スーパーホワイトアロー」(札幌〜旭川)で運転を開始。当初は基本4両編成と付属2両編成で、各5本ずつが新製されたが、2002年に国鉄781系電車「ライラック」に代わって「スーパーホワイトアロー」が新千歳空港アクセス列車(札幌〜新千歳空港間快速エアポート)に充当されることになり、指定席uシート車を新製。基本4両編成にはモハ784形500番台を新製して組み込み、付属2両編成は2本を常時連結したうえで、新製されたモハ785形400番台を組み込んでいる。この時に発生した余剰車1編成2両は長らく苗穂工場構内に留置され続けていたが、のちに改造されて函館運転所に転属、「スーパー白鳥」の増結編成に転用されて2010年に運用復帰した。
2005年から2007年にかけて車両のリニューアル工事が行われ、座席や車内表示器の更新、車内放送の自動化、パンタグラフの交換(シングルアーム化)、ヘッドマークLEDのフルカラー化、もと付属編成だった編成については中間に組み込まれた先頭車の中間車化が行われた。
2007年には789系1000番台が投入されて781系が撤退したのに伴い、「スーパーホワイトアロー」「ライラック」は統合されて「スーパーカムイ」となり、789系と共通運用となった。また、「すずらん」にも充当されるようになり、現在にいたっている。
2015年に、JR北海道から「今後5年以内を目処に全車退役」の方向が示された。北海道新幹線開業により「スーパー白鳥」が全廃され、活躍の場を失っていたJR北海道789系電車(0番台)に置き換えられる見込み。
リスト::鉄道車両の形式::JRの電車

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