《前回のつづきから》 blog.railroad-traveler.info JR貨物が主力と位置づけるコンテナ輸送では、利用客に提供するコンテナはすでにお話してきた通り、国鉄時代に制定された12ft5トンコンテナでした。対するISO規格コンテナは20ft10トンコンテナが主力だったため、これを載せるための設備が整った貨車が必要です。 JR貨物の12ft5トンコンテナは、半自動式緊締装置と呼ばれる日本独自の仕様である器具を使用しています。対するISO規格コンテナはコンテナの四隅に設けられたツイストロックと呼ばれる緊締装置を採用しています。そのため、ISO規格コンテナをJR貨物のコンテナ車に積み…