JazzGuitar

このタグの解説について

この解説文は、すでに終了したサービス「はてなキーワード」内で有志のユーザーが作成・編集した内容に基づいています。その正確性や網羅性をはてなが保証するものではありません。問題のある記述を発見した場合には、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

ジャズギターを聴く•15時間前

Open Roads / Romain Pilon (2025)

フランスを代表するギタリストがトリオ＆カルテットで表情豊かに聴かせる Open Roads Jazz & People Amazon オープン・ローズ / ロメイン・ピロンフランス・グルノーブル出身、渡米しバークリー音楽院で学び、一時期ニューヨークに滞在したあと、パリを拠点に活動を続けている。「気鋭の若手」の印象が強かったが、1975年生まれだからもう50歳。円熟味を増す年齢ではあるが、この人の作品には、いつも瑞々しく軽やかな印象がある。本作もそうだ。 2022年リリースの前作『Falling Grace』（別記事あり）は、イスラエルのベーシスト、ヨニ・ゼルニクと、ドラマーに名手ジェフ・…

#ジャズギター#JazzGuitar

関連ブログ

ジャズギターを聴く•1日前

On Fire / Barney Kessel (1965)

トリオ編成でイケイケのギターが堪能できるバーニー・ケッセルのライヴ傑作オン・ファイヤーアーティスト:バーニー・ケッセルヴィーナスレコード Amazon オン・ファイア / バーニー・ケッセルバーニー・ケッセルの代表作というと、このアルバムを選ぶジャズファンは多いのではないか。私も間違いなくその一人である。トリオ編成でのライヴ作品で、全編を通じてバーニー・ケッセルのイケイケのギターが堪能できる。美しいバラードも2曲あるが、聞き所はやはりアップテンポのスウィンギーな楽曲。シングルトーンとブロックコードを巧みに行き来するテクニックは凄まじいが、小難しいことは全く感じさせず、ただただノリ…

#BarneyKessel#ジャズギター#JazzGuitar

ジャズギターを聴く•7日前

Even Keel / Mason Razavi (2025)

ギブソンL-5の端正な響きが心地よい、ストレート・アヘッドな一作 Even Keel Point Shot Music Amazon イーヴン・キール / メイソン・ラザヴィサンフランシスコ・ベイエリアを拠点に活動している中堅ギタリスト、メイソン・ラザヴィ。オフィシャルサイトによれば、本作が6作目のアルバムである。ジャケット写真で手にしているのはギブソンL-5。かのウエス・モンゴメリーをはじめ、数々のギターレジェンドに愛された銘器である。このジャケットから何となく中身も想像がつくが、実際に聴いてみると、ほぼアタマの中で思い描いていた通り。やや懐かしい響きを孕んだストレート・アヘッド…

#JazzGuitar#ジャズギター

ジャズギターを聴く•10日前

Shadowless / Jonathan Kreisberg (2011)

コンテンポラリー系の代表格が、ピアノ、サックスを加えたクインテットで Shadowless アーティスト:Jonathan Kreisberg New For Now Music Amazon シャドウレス / ジョナサン・クライスバーグジョナサン・クライスバーグは、コンテンポラリー系ギタリストの代表格の一人。 6曲がオリジナルで、スタンダードの「Nice Work If You Can Get It」、ルーツ・ミュージックをベースにした「Zembekiko」の全8曲。メンバーはこの時期のレギュラーが主体で、複雑でクセのあるアンサンブルを軽々とこなしている印象。 1曲目からして、かなり異色…

#ジャズギター#JazzGuitar#JonathanKreisberg

ジャズギターを聴く•20日前

The Ballad of Hotspur / Molly Miller Trio (2024)

米国を代表する女性ジャズギタリストがアメリカーナをがっつりと The Ballad of Hotspur Head Bitch Music Amazon バラッド・オブ・ホットスパー / モーリー・ミラー・トリオ男性だから女性だから、という先入観をもって作品を聴くべき時代ではないのだろうけれど、女性ギタリストは圧倒的に少数なのでやはり目立つし注目してしまう。モーリー・ミラーはアメリカを代表する女性ギタリストであり、自身名義の作品のほかBlack Eyed Peas等のレコーディングやツアーにも参加。後進の指導にも熱心で、ロサンゼルス音楽大学で教鞭をとっているそうだ。彼女の持ち味は、何と言…

#ジャズギター#JazzGuitar#MollyMiller

ジャズギターを聴く•23日前

The Main Attraction / Grant Green (1976)

いかにも1970年代ぽい、緩めのソウル・ジャズをまったりとザ・メイン・アトラクションアーティスト:グラント・グリーン with ヒューバート・ロウズ King Records Amazon ザ・メイン・アトラクション / グラント・グリーン 1976年にCTIのサブレーベルKUDUからリリース。いかにも1970年代のソウル・ジャズというか、ファンキーな少し緩めのビートに乗ったブルージーなグラント・グリーン節が心地よい。サイドギターにスティーブ・カーンサックスにジョー・ファレル、マイケル・ブレッカードラムにスティーブ・ガッド、アンディ・ニューマークベースにウィル・リーフルートにヒューバー…

#ジャズギター#JazzGuitar#GrantGreen

ジャズギターを聴く•1ヶ月前

Electronique Noire / Eivind Aarset (1998)

マイルズ以降のエレクトリック・ジャズのベスト・アルバムのひとつ Electronique Noire アーティスト:Aarset, Eivind Emarcy Amazon エレクトリック・ノワール / アイヴィン・オールセット記事のタイトルにした「マイルス以降のエレクトリック・ジャズのベスト・アルバムのひとつ」は、私が考えたフレーズではなく、Wiki（英語版）のこのアルバムの紹介文からだ。"one of the best electric jazz albums of the post-Miles era" by no less than The New York Times. アイヴィン…

#EivindAarset#JazzGuitar#ジャズギター

ジャズギターを聴く•1ヶ月前

Consentrik Quartet / Nels Cline (2025)

ウィルコのメンバーでもあるネルスがカルテットで挑んだ意欲作 Consentrik Quartet アーティスト:Nels Cline Blue Note Amazon コンセントリック・カルテット / ネルス・クライン 'Consentrik Quartet' finds him in a loose, playful and often swinging mode. 「ルーズで遊び心に溢れ、しばしばスウィングするモードが見られる」と訳せばいいのだろうか。このコメントとともに、ダウンビート誌で★★★★1/2 ウィルコのメンバーとしても長年活躍しているネルス・クラインの新作は、ブルーノートからの…

#ジャズギター#JazzGuitar#NelsCline

ジャズギターを聴く•1ヶ月前

Tropea / John Tropea (1975)

フュージョンギターのベテランが70年代に放った初のリーダーアルバムトロペイ凄!!JAZZ キャンペーン～このジャズが凄い！！ジャズリスナーが選んだ【ジャズ名盤200】～アーティスト:ジョン・トロペイ SOLID/T.K.RECORDS Amazon トロペイ / ジョン・トロペイ 1975年リリースだから、本格的なクロスオーバー／フュージョンブームの前で、その黎明期とも言える時期の作品。当時のジョン・トロペイはニューヨークでは屈指のセッションギタリストで、ポール・サイモン、ディオンヌ・ワーウィック、ロバータ・フラック、ヴァン・モリソン、バーブラ・ストライサンドら数多の著名ミュージシャ…

#ジャズギター#JazzGuitar#JohnTropea

ジャズギターを聴く•1ヶ月前

Lady Coryell / Larry Coryell (1969)

フュージョンの先駆的ギタリスト、ラリー・コリエルの初リーダー作。 Lady Coryell アーティスト:Coryell, Larry Concord Music Group Amazon レディ・コリエル / ラリー・コリエルジャズ・ロック、フュージョンギターの先駆者の一人であるラリー・コリエルが、1969年にリリースしたファースト・リーダー・アルバム。 1960年代の半ばから、チコ・ハミルトン、ゲイリー・バートン、ハービー・マンらのバンドでの活動で、ラリー・コリエルの名はジャズファンのあいだでは知られていた。リリース時点で25歳。伸び盛りで周囲の期待も大きく、相当気合を入れてのレコーデ…

#LarryCoryell#ジャズギター#JazzGuitar