Joe Pass

ジャズギターアドリブの独学を開始して半年ほど経過しました。これまでの振り返りと、レッスンをしているうちに何となく浮かんだコード進行に簡単なアドリブを乗せたスローな小曲をご紹介します。 過去のギターレッスン 30年ほど前に、通信教育で一年ほどジャズギターのアドリブレッスンを受けたことがあります。 レッスンの基本はアルペジオでした。基本の基本のアルペジオはImaj7のアルペジオで、どのキーでも即座に弾けることが第一目標でした。 今は少なからずアルペジオの練習の意味はわかりますが、当時は全くわかっていませんでした。意味がわからないままでは結果は目に見えています。自由なアドリブフレーズに近づくどころか…

前の記事 k-yahata.hatenablog.com ボディって何？ ギターにおける「ボディ」とは、一番面積の多い部分のことです。 このボディにピックアップやノブがついていたり、ネックが固定されています。 ボディの形状でギターの種類が変わり、当然サウンドも変わってきます。 今回は初心者が知っておくべきボディの知識を書いてみます。 ソリッドかホロウか ギターのボディは大きく分けてソリッドとホロウがあります。 ソリッド ボディに空洞のないもの ・ソリッドボディの例 Fender エレキギター American Performer Stratocaster®, Rosewood Fingerbo…

【AMU】＝＝【AmazonMusicUnlimited】 【SPD】＝＝【SpotifyDownloads】「ボラ」さん・・・ 美味しそう！＾・＾；；；☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ソース元：【[FMとやま]Jazz Reminiscence（山中千尋）／2022年7月23日（土）19:00～19:30】このアルバムは どこで録音されたんですか？＿？ 「 1975年8月25日 Cherokee Recording Studios, Los Angeles 」 ロスですか！＾・＾！それじゃあ いままで聴いた この３レジェンドの アルバムをチェック！ｖ＾…

Joe Passのギタースタイル教本よりモダンブルースにおけるギターアドリブソロの演奏例を分析し、ひととおりの運指を決定しました。自分なりの解釈と運指で一旦通しで演奏してみました。 楽譜 最終的な運指を以下のようにしました。先生のポジションと異なる箇所もありますが、自分にとっての弾きやすさを優先しています。 録音 録音にはBOSS MICRO BRを用いています。最初にBand in a Boxにコードを打ち込み、テンポ＝70で鳴らした伴奏をTR2に入れました。この伴奏に合わせ、TAB譜通りに弾いたギターをTR1に入力しました。（一部空打ちをしてしまっている箇所もあります） ギター音は、VOX…

Joe Passのギタースタイル教本よりモダンブルースにおけるギターアドリブソロの演奏例を分析しています。今回は9，10小節目を分析していきます。 9小節目 Gm7 ソロラインはこんな感じです。 ラシドレミファレシ → 9 m3 4 ５ 6 ７ ５ m3 で、３つのコードトーンに、ドリアンスケールの音を足し合わせたラインです。というか、単純にドリアンスケールと言っていいですね。 コードの形はどう見てもBbmaj7です。５フレットをセーハにした開放Fmaj7の形です。 キーがFの場合、スケールトーンでできるI～VIIのコードが、FM7、Gm7、Am7、BbM7、C7、Dm7、Em7b5になります…

Joe Passのギタースタイル教本よりモダンブルースにおけるギターアドリブソロの演奏例を分析しています。今回は7，8小節目を分析していきます。 7小節目 Am7 ソロラインはこんな感じです。ドミソミファソラドで、コードトーン＋スケール上の音のみです。 実際に弾いている音（赤字）のほとんどはAm7のコードトーンで、一音だけ＃５（ファ）が入っています。この音はキー＝C、Amのスケールの構成音ですが、コードトーンとしては出てこないので、Joe Passは、アルペジオとスケールを同時に把握していることがよくわかります。 ８小節目 Abm7-Db7 4ポジションを中心としたAbm7とDb7の比較的わか…

Joe Passのギタースタイル教本よりモダンブルースにおけるギターアドリブソロの演奏例を分析しています。今回は5，6小節目を分析していきます。 5小節目 Bbmaj7 ソロラインはこんな感じです。 6フレットをセーハにしたEタイプで並べてみました。ピンクの丸はコードの形で、赤字が実際に弾いている音です。 実際このポジションで弾いているかはわからないのですが、コードトーン中心に、クロマチックにつなげたり、テンションを加えたりといったオーソドックスなラインに感じられます。 ６小節目 Bbm7 同じ6フレットポジションのマイナーコードになります。 前の小節のBbmaj7と同じく６フレットのポジショ…

Joe Passのギタースタイル教本よりモダンブルースにおけるギターアドリブソロの演奏例を分析しています。今回は３，４小節目を分析していきます。 3小節目 Dm9-C13 コードの形は、５フレットをセーハにしたDmですね。基本的でわかりやすい演奏です。 小説の後半はC13というよりも、そもままDmで突っ走っているように見えます。そう考えるとルートのDが３回も出てきており、かなりしっかりした印象のラインに感じられます。 ４小節目 Cm7-F13(b5) ４小節目は、３小節目をそのまま2フレット分ポジション移動させた形です。 こちらも小節全体をCmだと考えるとルートのCを３回弾いていて、しっかりし…

30年ほど前のまだ30代の頃、一年間ほど通信教育でジャズギターのレッスンを行っていました。 結果的に全くアドリブを弾けるようにはなれなかったのですが、最後の実技であるJoe Passのギター教本で紹介されたコード進行とフレーズが今も忘れられません。 モダンブルースと呼ばれていた練習曲で、一般にブルースと呼ばれるちょっと泥臭いコード進行とはまるで異なるモダンな響きのコード進行です。 Joe Passギタースタイル ジャズギターのアドリブ教本の一冊に、「Joe Passギタースタイル」というものがあります。教室では、その中の一部を抜粋して、教科書として使っていました。 書籍で取り上げられている練習…