1960年代のニューヨークの広告業界を描いた、アメリカ合衆国のテレビドラマシリーズ。AMC製作。3年連続エミー賞とゴールデン・グローブ賞を受賞。20年に1本の名作とも言われる。タイトルの「マッドメン(Mad Men)」とは本作品の舞台であり、現在も大手広告代理店の本社が多いマディソン・アヴェニュー(Madison Avenue)の広告マンを指す造語である。2007年7月19日に放送を開始し、現在は第4シーズンの2010年7月25日までが放送を終了している。
《Are you here》も8回目! 今度こそ最終回です。最後に、この映画が完成するまでの過程をちょっと覗いてみましょう。 これまでの7つの記事は⬇こちらから。 《Are you here》解説 1.あらすじと登場人物(キャスト) 2.アンジェラは善悪に揺れるヒロイン 3.キャラクターの9割は悪役! 4.主人公スティーブの過去 5.ラストの意味を解明 6.スティーブが真相を見抜くまでのプロセス 7.スティーブ役に見るオーウェンらしさ 8.映画が完成するまでの道のり(本記事) 《Are you here》(日本語字幕つき)を観る※Amazonプライムに飛びます。 🌿映画《Are you her…
いつの間にか記事更新が100回を超えてました。頑張りましたねー。 最近は絵も書かず(落書きはたまにしてますが)Deckを集めてます。 そんな中、ELLUSIONISTのDeckが妙に肌に合うと言うか触り心地がいいのです。で、ELLUSIONISTのDeckを買おうと探していたら、今回紹介するPRESSERSを知ったわけです。 Deck紹介 PRESSERS 調べたら日本でも取り扱っているSHOPさんもまだあって、発売当時の商品記事を残してくれているサイトもあり興味を更にそそりました。 DeckNameのPRESSERは、MAD MENというアメリカのドラマがテーマにあり、ドラマの内容が広告代理…
「俳優として活躍する一方、前監督作『ゴーン・ベイビー・ゴーン』が高い評価を受けたベン・アフレックの監督第2作。強盗団のリーダーと人質女性の愛を軸に、犯罪都市に生きる者たちの生きざまが描かれる。監督のベン・アフレックが主演を務めるほか、『それでも恋するバルセロナ』のレベッカ・ホール、『MAD MEN マッドメン』のジョン・ハム、『ゴシップ・ガール』のブレイク・ライヴリーら、豪華実力派キャストが出演。スリリングで骨太な運命のドラマが味わえる」シネマトゥデイ 個人的には俳優さんの監督としての資質は、疑わしいと思ってます。 ただ、この作品のベン・アフレックはまずまずかな~と(笑)。 クリント・イースト…
今はストリーミングの時代です。映像はもちろん、音楽もそうです。そこで、今回は新たな海外ドラマの楽しみ方を提唱したいのです。プレイリストで楽しむという方法です。 要はサウンドトラックのことなのですが、ここであえて「プレイリスト」と言ったのは既存曲の扱いについてです。サウンドトラックは基本的にオリジナル曲が収録されており、それ以外の既存の曲が入っているか否かは場合によります。特に、近年はオリジナル曲のみが収録されている場合が多いように思います。 でも、本当はオリジナル曲だけではなく、既存の曲も含めたサウンドトラックを聞きたいんです。そこで重宝しているのが、SpotifyやApple Musicの公…
海外ドラマのテーマ曲、劇中使用されている携帯電話の着信音、その他関連する音楽
娯楽として見ているのだけれど、どうしてもアメリカ文化的な背景を探りたくなる。 例によって孤児的な過去と現在。主人公の一人マイクは11才の時両親を交通事故で亡くしお祖母ちゃんに育てられる。そのお祖母ちゃんにやっと新しいアパートを用意した時に亡くなってしまい本当に孤児になってしまいます。20代前半ですけれど。 訴訟や裁判を弁護士が自分の能力を示すゲームのように考えているところ、勝てばいいと考える倫理観欠如の姿勢など、アメリカ的な社会というか世界観、価値観だなぁと思います。言い分では弁護士なので言語能力は優れていて、それを普段の会話でも、テレビドラマだからでしょうがテンポのいいやり取りが心地いい。 …
2011年から2019年まで、シーズン1から9まで続いた『SUITS /スーツ』を見ています。これも在職中に研究費でシーズン1と2を買ってみていました。『BOSCH/ボッシュ』(2015~21@アマゾン・プライム)の原題とカタカナを/(スラッシュ)でつなぐ同じ名付け方のようです。あ、こちらの方が先か。 マンハッタンの大手法律事務所のやりて弁護士とその部下が主役。ハーヴェィは事務所のシニア・パートナーになったばかりの2枚目の切れ者。彼がとっかえひっかえ着るスーツが訴訟(suit)とダブル・ミーニングになっています。それとスーツ自体がエリートの代名詞になっていて、作業服を着ている人たちから揶揄/忌…
ボッシュもそうでしたが、ドン・ドレイパーもある種の孤児の物語でした。ぼくがそのような物語を探して観ているのではくて、アメリカには孤児が偏在している、アメリカ人は孤児の物語が好き、という事だと思います。 さて正月の7日から1週間ほど間が開きました。理由はあるとすれば、2月の研究会の会場について、元の職場に連絡をすべくメールのやり取りが週末行き交っていたからでしょう。それがこの感染拡大で3月に延期。例のよって少し早めに動く事が余計な連絡の増加につながりました。 火曜の夜から大雪で、ちょっと落ち着いたと思ったら今朝も雪かきの第1回。車庫の戸が開かない。でもこの雪かきがいい運動になります。12月に受け…
アマゾン・プライム(会員の特典らしいです)で、『ボッシュ/Bosch』を年末に集中的に見てから、今度は2007年から14年まで、シリーズ1から7まで作られた『Mad Men』のシリーズ6と7をこの3~4日間みました。これは2014年にシリーズ1から5までDVD(研究費で)でみて、ブログに書き本にもコメントを収録した作品です。 1960年代のNYのマディソン街にある広告会社の話。腕利きの広告マン、ドン・ドレイパーが主人公。シリーズ内の1エピソードが47分。1シーズン内にエピソードが13か14あって、シリーズ1~7で通算92エピソード。72時間。今回はシリーズ6と7なので、21時間。1日5時間くら…
星野源の音楽ざっくり入門の入り口 様々な星野源 こんにちは、執筆者のぶんのいちです!突然の告白になりますが、私ぶんのいちは星野源さんが大好きです...というか敬愛してます...というか、病的にリピート再生してます... 「え?どのくらい好きかって?」という幻聴を頂いたので答えると、イントロ2秒で全楽曲当てられる&カラオケで全楽曲歌える(上手いとは言ってない)くらいに好きです。イントロクイズに関しては、シングル版かアルバム版かが分かるくらいに好きです。 そんな星野源中毒者のぶんのいちですが、実はこの間の工華祭(学校の文化祭)でミニFM企画に携わりまして、2時間分枠を頂いて源さんの楽曲についてただ…
Just think about it deeply, then forget it, and an idea will jump up in your face. – Don Draper, Mad Men season 1 episode 11 “Indian Summer” 前回の記事で『マッドメン』のネタバレあり感想を書きました。今度は、さらにディープに『マッドメン』がなぜ面白いのかを考えてみました。軽微なネタバレを含みます。 psbr.hatenablog.com (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); ダブルミーニング …
You think you’re going to begin your life over and do it right, but what if you never get past the beginning again? – Pete Campbell, Mad Men season 7 episode 9 “New Business” 先日、海外ドラマ『マッドメン』を全話見終わりました。観始める前は、エミー賞を取りまくっているとはいえ、60年代ニューヨークの広告業界というテーマは、あまり魅力的に感じていませんでした。ところがどっこい(死語)、これほど良く出来たドラマはそうそうあるも…
Advertising is based on one thing, happiness. And you know what happiness is? Happiness is the smell of a new car. It's freedom from fear. It's a billboard on the side of the road that screams reassurance that whatever you are doing is okay. - Don Draper, Mad Men season 1 episode 1 "Smoke Gets in Yo…
man ray 蛇に噛まれた夢を見た。ベッドから飛び上がり、激しく落ちた。脳が揺れたせいか、2、3日偏頭痛がした。「死ぬには、もってこいの日だ」の余波だろうか。 ある人から「どうして、ADのわがままを許したのか」というもっともな質問をされた。私が、ADのわがままの被害者と映っていたようなので、誤解を解きたい。 ADのわがままの先にあるアイデアを、私は求めていた。ADのわがまま、狂気は問題ではなく、アイデアを得るための通過点として覚悟していた。 人を傷つけようが、マン・レイを一心不乱に追いかけるADに、クオリティのある”心象風景の時計”を追いかけている姿を見ていた。 むしろ、クライアントとの距離…