HECKLER & KOCH MP5 Maschinenpistolen
ドイツの銃器メーカー、H&K(HECKLER & KOCH)製のサブマシンガン。現代的なサブマシンガンのコンセプトを完成させた名銃。
もともとは、G3突撃銃をベースとして設計された。従来のサブマシンガンの常識、「安価で軽量・簡素だが低精度」を覆し、「高価で複雑だが高精度」を特徴とする。これは従来(あるいは大戦期)のサブマシンガンの配備目的である、「大量配備される簡易な高火力」という方向とは正反対である。が、「容易に携行できる高い制圧力を持つ火器」という特徴を発展させたのだと考えるのであれば、一つの正統進化であるとも言える。
何にせよこの試みは成功し、世界各国の特殊部隊(軍・警察問わず)で広く使用され、高い評価を受けている。