マクロの浸透と「マクロウイルス」による情報セキュリティのインシデントは表裏一体の歴史を歩んできたと思います。マクロは生産性向上の手段として、面倒で複雑な作業を専門知識のない社員でも実行可能なツールです。その作りやすさから瞬く間に事務作業の現場にマクロは浸透したのですが、ほどなくしてウイルスの問題がでました。そのきっかけとなったウイルスが Laroux(1996年)です。Larouxウイルスは、Microsoft Excelのブック(.xlsファイル)に感染する初の本格的なマクロウイルスとして有名です。Excelブックを開くと自動的にマクロが実行される機能があります(Auto_Open機能)。 …