DOI: 10.1177/0003489420922563 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov 【目的】本研究の目的は、当帰芍薬散で治療されたPIOD患者の嗅覚回復の時間経過と予後因子を明らかにすることだった。 【方法】PIOD患者の後ろ向きコホート研究を、患者の医療記録を検討することによって実施した。この研究には、当帰芍薬散または当帰芍薬散と硫酸亜鉛の併用を投与された患者が登録された。嗅覚機能は、3か月ごとのフォローアップ訪問時に、T&T嗅覚計によって検査した。正常および軽度の嗅覚機能障害のある患者は除外された。性別、年齢、治療、最初の訪問までの罹病期間および最初の来院時のT&T…