Rigakuの薄膜用および粉末用X線回折装置のデータ記録には、現在、RASXファイルというファイル形式が採用されています。その特徴は下記の点です。 RASXファイルの実体はzipファイルである。拡張子を .rasx から .zip に変更してダブルクリックなどをすると分かる。 ファイルをバイナリで見ることでもすぐに分かります。私が行ったのはこちら。 RASファイルでは、複数の測定が単一のテキストファイルにブロック分けされて記録されていたが、RASXではフォルダに分かれて記録されている。 データはxmlで記録されている。 リガクからRASXやRAS形式をCSVに変換するプログラムが提供されている…