RMPV療法自身は終了したが、自分の悪性リンパ腫治療のメニューとしては、次に放射線治療が待っている。放射線科医師による治療の概要と副作用についての念入りな説明があり、同意が求められた。 ・放射線治療の目的:脳内病変を制御する目的で脳全体に放射線治療(全脳照射)を行う。・治療方法:直線加速器による外部照射方法・放射線総線量:23.4グレイ・急性期反応:頭のむくみ、嘔吐、脱毛・晩期反応:認知機能の低下可能性(詳細についてはよくわかっていない)・放射線量について:以前は30から40グレイの照射であったが、化学療法の奏功もあり、近年では放射線総量を減らす(23.4グレイ)事でも治療成績を損ねることなく…