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甲児くんとカイザーさんの365日 2/11『慣れ』 まったりタイム終了後に甲児くんが持ってきてくれた濡れタオルでふきふきして綺麗にしてもらいながら、カイザーさんはぽやぽやしたままの頭で、エッチなことにもだいぶ慣れてきたなぁ…と思った そういう関係になったばかりの頃は、こうして後始末してもらうのも恥ずかしくて、頑なに拒んでる時期もあったり というか、そもそも終わった後が一番恥ずかしい（それは今も変わらない） する前はドキドキしまくりであまり深く物事を考えられないし、最中なんてもうそれどころじゃないし… 甲児くんに求められると嬉しくて幸せなのは本当なんだけど、それでもエッチなことは苦手だった昔の自…

甲児くんとカイザーさんの365日 2/9『待ち受け画面（カイザーさんの場合）』 カイザーさんのスマホの待ち受け画像は、甲児くんの写真 何につけてもマメなカイザーさんは、待ち受け画像にも季節感を大切にしていて、たとえば春ならお花見の席で撮った甲児くん、夏ならバーベキューパーティー時の甲児くんなど、四季折々の甲児くんの写真をこまめに設定する （現在は例のなまはげコスプレした甲児くん） 大体は甲児くんが一人で写ってる写真だけど、たまにZだったりシローくんだったりさやかさんだったりが一緒に写ってたりもする ちょびっと魔が差して、インカメなんかで撮った自分とのツーショット写真を設定してみたりもするけど、…

甲児くんとカイザーさんの365日 2/8『お布団』 天気が良かったので、お布団を干すことにしたカイザーさん まずはシーツを剥ぎ取って…と、手の中の、ちょっと皺の寄ったシーツを見てるうちに、昨夜はこの上でいっぱいかわいがってもらったんだ…と思い出されて、なんだかたまらない気分になったカイザーさんは、思わず胸に掻き抱いたシーツに顔を埋めて深呼吸した …ら、甲児くんに後ろから「何してるんだ？」と聞かれて、あっそういえば今日って土曜日で甲児くんお仕事お休みだった！！！と気付いて、大慌てした かわいそうなぐらい慌ててるカイザーさんを見て、なんとなく事情を察した甲児くんは、ふっと笑うとバッと両手を広げて「…

甲児くんとカイザーさんの365日 2/6『スキとキス』 ごはんも食べて、お風呂も入って、エッチもして、もう一回サッと汗も流して、後は寝るだけ…となってお布団でゴロゴロしてた甲児くんは、ふと思いついて抱き枕状態になってるカイザーさんに「好きの反対って何だと思う？」と聞いてみた 甲児くんが寝るまでスリープモードに入らないカイザーさんが、うーん…とちょっと考えてから「…えっと、キス…かなぁ…」と赤くなって口ごもりながらも答えてくれた回答が、甲児くん的には百点満点通り越して二億点ぐらいあったので、正解のご褒美にいっぱいチュッチュした 「も、もう明日起きられなくなっちゃうよ～」とカイザーさんが心を鬼にし…

華夏楼⑪ トゥルーエンド～コンプリート！ ※ネタバレあり 山奥にあるポツンと一軒家で殺し合いをしていた連中たちが紡ぎ出したとは思えないくらいの、最高にハッピーなエンディングだったわ！ でも不思議とそこまで違和感はない…むしろ、聖一氏という各々にとっての忌まわしい過去を象徴する亡霊が消え去ったことにより、ようやくみんながあるべき場所へと収まった、という感じすら受けた 大袈裟かもしれんが、主人公がこの世に生を受けた意味は、まさにこの一言に集約されているとさえ思えた というかね、もうね、静華さんが幸せになってくれただけで、わたしはもうめちゃくちゃ嬉しいんよ！ だってどのエンドでも悲惨な扱いばかりだっ…

華夏楼⑩ 聖一エンド ※ネタバレあり 終盤ルートのトゥルーエンド一歩手前まで進めたため、これまでずっと秘密のヴェールに包まれていた館・華夏楼の謎がどんどん発覚したわ 中でも最大の謎だった聖一氏と主人公の関係については、実の親子だったというだけでなく、大病を患い余命いくばくだった聖一氏が、主人公の若い肉体に目をつけ、脳移植を試みていたという衝撃的な事実が判明！ 聖一氏…とんでもないやつだったな… そりゃまあ誰しも死ぬのは怖いと思うだろうけどさ、だからって実の息子の身体を乗っ取ろうだなんて考えつくかね… 女の子のことを自分の都合のいい時に性欲処理してくれる雌でしかないと規定していたり、そこまでして…

華夏楼⑨ 楽園エンド～終盤バッドエンド ※ネタバレあり 静華さんと手を組んで片っ端から女の子を毒牙にかけていき、最終的には自分と静華さんがツートップとして君臨する楽園を築き上げるのかと思っていたのに…思っていたのに…！ ワイのことも静華さんのことも裏切りやがってチクショウがぁー！ なんか…だんだん静華さんのことが気の毒になってきたな… いかにも諸悪の根源ですよ～ってオーラを出してる本人にも非があると言われれば強くは否定できないんだけどさ…主人公や椿ちゃんが考えてるような極悪人とは思えないんだよなぁ… わたしもちょっとは疑ったことあるから、大きな口は叩けないってのは承知の上で言わせてもらうとね、…