左より粟飯原友美氏、亀川徹氏、篠原麻梨氏 マスタリング・エンジニアの粟飯原友美氏が、一個人としてイマーシブ作品の企画からリリースまでをプロデュースするという意欲的な試みを敢行した。しかも、イマーシブ・フォーマットはDolby Atmosとソニー 360 Reality Audioの2種類。楽曲はヤニス・クセナキスの打楽器曲「Rebonds(ルボン)」で、演奏は藤本隆文氏が担当した。レコーディングとミキシングは東京藝術大学 音楽学部 音楽環境創造科の教授であり、サラウンド研究の第一人者でもある亀川徹氏が手掛け、そのサポートにはDolby Atmos作品の制作経験が豊富なレコーディング・エンジニア…