看護記録の記載方法は様々ですが、比較的新しいものにSOAP形式というものがあります。SOAPとは、対象者である患者が話した内容から得られる主観的な情報のS、診察や検査などから得られた客観的な情報のO、医師の診断や得られた主観的、客観的情報をもとに分析した総合的な評価A、評価したことから決定した治療の方針や内容、生活指導などのPのアルファベットから取った看護記録の形式であり、現在主流になりつつあるようです。 看護記録をSOAP形式で記載するメリットは、内容を整理しやすく、問題点に焦点をあてることが容易だという点でしょう。そのため、問題を改善後の検証や評価がしやすく、同様の事例が合ったときに、対処…