「自分はその領域について専門性がないからやれない」 しばしばソーシャルワーカーや弁護士等の権利擁護の専門職から聴く言葉。 良く言えば専門性への真摯さ謙虚さの現れと言えるかもしれないけれど、悪く言えば専門性を言い訳にして線を引き他人事にしようとしているように感じることもある。 専門職が目の前で生活に困窮している人がいても私は専門性がないので支援できません、声を聴くこともできませんとでもいうのか。そうして専門性を過度に強調した結果、縦割りな制度や領域による分断や排除を生み出し続けてきたのではないか。 そうして数少ないその領域の専門を謳う人達にばかりその役割を押し付けてきたのではないか。到底ニーズを…