こんにちは。 転倒リスクが高い人の線引をするのにどのようにするのか悩む病院や施設は多いかもしれません。 バランステストや歩行スピードなど様々なデータをもとに判定しているところもあると思います。 そんな中、今回はSPPBからわかることをご紹介します。 ●SPPBとは SPPBとは「Short Physical Performance Battery」のことで、高齢者の下肢機能を評価する目的で1994年に発表されました。 近年ではサルコペニアの診断基準の 1つとして使用されることもあります。 評価項目は以下の3つです。①バランステスト:閉脚立位→セミタンデム立位→タンデム立位の順で各 10 秒間保…