SpringBoot

Spring Boot3.X系 でAzure FunctionsのQueue Storage Triggerを実装する手順を示す。 プロジェクトの作成は以下の記事参照。 olafnosuke.hatenablog.com SpringBoot2.X系の実装方法は以下の記事参照。 olafnosuke.hatenablog.com Functionクラスの作成 Functionクラスには、ファンクションごとに行いたい処理を記述する。 FunctionクラスはHandlerクラスで呼び出し処理を実装するため、DIコンテナに登録されるように「@Component」アノテーションをクラスに付与している…

エキサイト株式会社メディア事業部エンジニアの佐々木です。タイトルがわかりにくいですが、SpringBootのローカル開発環境でもAWS PamareterStoreにある値を使用したいのでご紹介します。通常はAWS ParameterStoreのパッケージを入れるだけで、すぐできるのですが弊事業部はAWS SSOを全面的に採用しています。($HOME/.aws配下に設定を書かないです)このAWS SSOの場合の設定が割となかったので書きます。 前提 $ java --version openjdk 21.0.3 2024-04-16 LTS OpenJDK Runtime Environmen…

SpringBootでThymeleafを使う方法 1. サンプルプログラムの作成 テンプレートの作成 コントローラーの作成 2. アプリケーションの実行 3. ブラウザでの確認 SpringBootでThymeleafを使う方法 SpringBootでThymeleafを使うための手順は以下の通りです。 サンプルのテンプレートとコントローラーを用意し、"Hello, World"まで表示させます。 1. サンプルプログラムの作成 テンプレートの作成 src/main/resources/templates フォルダに index.html ファイルを作成し、以下の内容を記述します。 <!DO…

ResultHandlerの使用方法 エンティティとマッパーの作成 エンティティクラス マッパーインターフェース MyBatisマッパーXML サービスクラスの作成 ResultHandlerを使用するメリット 1. メモリ効率の向上 2. カスタム処理の柔軟性 3. パフォーマンスの改善 4. 大量データの処理 5. ストリーミング処理のサポート まとめ ResultHandlerの使用方法 ここではSpring BootでResultHandlerを利用する方法を説明します。 この例では、MyBatisのResultHandlerを使用して、データベースクエリの結果を処理します。 エンティ…

こんにちは、エキサイト株式会社の平石です。 今回は、Spring Securityでログイン後に任意の処理を行なってからログイン前にアクセスしたページにリダイレクトする方法をご紹介します。 はじめに 環境 実現方法 終わりに はじめに Spring SecurityはSpringで利用できる、認証とアクセス制御のためのフレームワークです。 IDとパスワードによるフォームログインやOAuth2ログインなど、さまざまな認証・アクセス制御の設定を行うことができます。 通常、ログインが必要なページに非ログイン状態でアクセスした場合、ログイン画面を表示しログインが必要なことをユーザーに伝えます。 そして…

Spring Boot3.X系 でAzure FunctionsのEventGrid Triggerを実装する手順を示す。 プロジェクトの作成は以下の記事参照。 olafnosuke.hatenablog.com SpringBoot2.X系の実装方法は以下の記事参照。 olafnosuke.hatenablog.com EventGridTriggerのイベント情報を保持するクラスの作成 指定したイベントが発火することでFunctionがキックされると、イベント情報が以下のようなJson形式で送られてくる。 この情報をマッピングするためのEventSchemaクラスを作成する。 ※Blobフ…

Spring Certified ProfessionalというSpringの認定資格がProが無償化されたことで受けるハードルが下がったので、ラーニングパスを勉強してみることにした。 のは良いけど、当たり前に全文英語なので復習としてあとで見返せるようにメモをまとめていく。 ラーニングパスはこちらから受講可能（無料） spring.academy ちなみに認定資格を得るための試験は130分で60問選択式の問題を解くっぽい。 500点満点で300点以上で合格。 受験料が$250USDで1ドル150円とすると37,500円（多分税別）・・・ www.vmware.com Spring BootでR…

きっかけ web apiを作ったのだが、ユニットテストで毎回難儀していたので、楽にテストが書けると聞いたRestClientを使うことに。 実装 今回は、RestClientを生成するConfigクラスと、実際にAPIとして使う場所を分けてる。 あと、余談だが、使っているweb apiは、NewsAPIっていう海外のニュース情報が取得できるサイト。 無料アカウントなら、アクセスできる回数に制限があるけど自由に使えるので、情報収集がてら使ってみることに。 前提 やるにしても環境情報載せないとね。。。 一部抜粋なので、適時読み替えて。 必要そうなものだけ載せてる。※抜けてたらすまぬ plugins…

こんにちは！ たてあつです！ ITエンジニアになる事に、苦労している投稿を、見てたので、応援メッセージの投稿です！ 自分も、基本情報、受かってないですが、スキルとポートフォリオで、今、勝負している最中です！デザインも勉強中です！ エンジニアもしくはデザイナーとして、就職したいなら、 使える武器は、３つです！1. 資格2. スキル&ポートフォリオ3. 履歴書に込める思い、面接対策。そして、経験です！ 自分も、数学、勉強押しながら、苦手だったのと、 元文系だったので、悔しくて、苦手な事に、挑戦しました！ 自分は、実務は、得意だったので、今は、スキルとポートフォリオを、 押しています！ 資格は、後で…

Kotest(Kotlinテストフレームワーク) 概要 Kotlinの言語仕様で書けるテストフレームワーク。Junitよりもコード量を減らせる ネストして実装可能でどんなテストを書くかを継承させるSpecで変えられる 実装例 FunSpecを使った実装例。contextを使って階層構造を表現している。 アサーションとして、代表的なとしてshouldBe(イコールみたいなやつ。右辺になるべきとの表現)、shouldThrow(例外になるべき)などがある。 class CalcServiceFunSpecTest : FunSpec() { private val calc = Calc() in…

目次 構築に使用する環境 1. JDKのインストール 1-1. OpenJDKをダウンロード 1-2. インストーラの実行 1-3. 結果を確認 2. Visual Studio Codeの拡張機能をインストール 2-1. Java拡張機能をインストール 2-2. Spring Boot拡張機能をインストール 3. Spring Bootのプロジェクトを作成 3-1. Javaプロジェクトを作成 3-2. 実行確認 余談ですが・・・ 構築に使用する環境 エディター : Visual Studio Code OS : Widows 11 1. JDKのインストール 以下の理由から、RedHatの…

発端 環境 なぜ詰まったか？ 問題箇所・原因 対処 関連サイト 感想・雑記 発端 WebAPIへアクセスするServiceクラスを書いて、JUnitのテストケースを書いたのだが、なぜかテストケースがClassNotFoundExceptionで落ちる。 だけど、起動して動かすと問題が発生しない。 かなり詰まったので、記録する。 環境 SpringBoot:3.0.0 junit-jupiter:5.8.1 Java:17 なぜ詰まったか？ ライブラリの参照は、問題なかった。 他のテストケースは普通に動く。 問題箇所・原因 問題だった箇所は、以下。 URLクラスをモック化使用としている箇所。 /…

H2のデータベースはTomcatを再起動するとデータが初期化されるのか SpringBootで使用する場合の設定方法 1. インメモリモードでの設定 application.propertiesまたはapplication.ymlの設定 2. ファイルモードでの設定 application.propertiesまたはapplication.ymlの設定 3. H2コンソールの有効化 4. デフォルト設定の上書き H2のデータベースはTomcatを再起動するとデータが初期化されるのか H2データベースがTomcatを再起動するとデータが初期化されるかどうかは、H2データベースの設定方法と接続モー…

この記事は、駆け出しのエンジニアへ向けたものとなっています。 駆け出しのITエンジニアの皆さん、こんにちは！ 皆さんは、開発を行う上で、大事なこととは何だと思いますか？ プログラミング言語やフレームワークを事細かに全て頭の中に入れて、それらを変幻自在に使いこなす！ こんな感じのことを考えていたりしないでしょうか？ 初めに言っておくと、この考え方は、危ないです。 この考えを持つことによって、エンジニアとして、大幅なスキルアップの遅れを生む。また、一生全く同じ環境でしか開発を行えないエンジニアになると思います。 今回は、これについて解説していこうと思います！ なぜ、僕自身が前述の考え方が危ないと感…

はじめに プログラミング言語AWK 第2版が少し前に出版され話題になったり、Zennのこちらの記事（プログラミング言語AWKのここがLOVE）を拝見し、触ってみたい気持ちが高まった。 なので今回は簡単な例としてawkを使って、ログ調査コマンド修正を想定しながら超入門していく。 目次 調査対象のログの確認 awkを試す 日付とステータスコードを抽出 URL＋ステータスコードを抽出 その他 まとめ 調査対象のログの確認 想定するログは以下の通り。 2024-08-31 23:55:00.629 [INFO ] [http-nio-8080-exec-5] com.example.Template.…

【タグ系ソースコードのチェックの仕方】HTMLみたいなタグのソースをもつソースコードは、 （タグのソースコードとは<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head>みたいな＜＞←この括弧を使うもののこと) テキストエディタ（メモ帳でもなんでもいい）にソースコードをコピペしてどっか適当に保存したテキストファイルをブラウザにドラック＆ドロップすると １，ソースコードにエラーがない場合ソースコードの全文がそのままブラウザに表示される ２，ソースコードにエラーがある場合エラーがありますよって表示してくれる こうやってチェックすることができるので知っておくといい（と上司の人に…

SpringBootでのサーバーアプリケーションはもうコンテナ運用も当たり前で、コンテナ運用が当たり前ってことはログも生ログファイルを見るんじゃなくどこかに集められたものを見るのが当たり前で、複数のサーバーで運用されるログを集約してみる場合は何かしら横断的にログを検索する項目があるのも当たり前で、集約システムとか挟むんだからログもパースできるのが当たり前で。 いろんな事情に後押しされて、現代のサーバーアプリケーションは構造化ログを出すのが当たり前です。 SpringBootで構造化ログを出力する場合、現段階ではECS LoggingやLogstash Logback Encoderなどを使用す…

SpringBootデフォルト設定 以下の設定がdisableになっている MapperFeature.DEFAULT_VIEW_INCLUSION すべての項目がJson変換対象となる。disableでないと個々でjson変換対象のアノテーション付与などが必要 DeserializationFeature.FAIL_ON_UNKNOWN_PROPERTIES レスポンスデータクラスに存在しない項目が送付されてもエラーする設定。予告なしにAPI側が項目追加してもエラーで落ちないようにするため、disableにするのが望ましい SerializationFeature.WRITE_DATES_A…