出典:YouTube 2000年代後半、ダウンテンポ/エレクトロニカの世界では多くの作品がリスニング向けの“心地よさ”へと傾いていきました。そんな中、ヨーロッパのデュオSubwayによる『Subway II』は、同ジャンルの“影の領域”を更新するような存在として静かに注目されていきます。本作は、ミニマルかつ冷ややかな空気をまとったトラックで統一されながらも、どこか人間的な温度を残す異色作です。エレクトロニカとダブの緩やかな霧、低層をうねるベース、そして“無音の使い方”そのものを音楽にしてしまう高い構築力が光ります。 聴き心地の良さではなく、「深く潜行する音楽」を求める人に刺さる1枚です。