『M-1』とは大きく異なる4点が、複合的に作用した結果どう出るのかがなんとも興味深い大会だった。その目立った違いとは以下の4点。①結成16年以上。(現行の『M-1』は結成15年以内) ②制限時間6分。(『M-1』は4分) ③審査員は観客、及び3段階による採点方式。 ④トーナメントによる対戦形式。結果、決勝まで残るとネタを3本披露することに。まず①の経験値に関しては、やはりベテランならではの安定感が感じられ、全体に大きなはずれは見あたらなかった。逆に言えば採点が難しく、③の審査員コメントによる補足が期待できないため、特に低得点に関する納得感は乏しくなる。ある意味ではそこで差を生まれやすくするため…