ツポレフ Tu-160 戦略爆撃機(NATOコード:「Blackjack」(ブラックジャック))
ロシアの超音速戦略爆撃機。
アメリカのB-1爆撃機に対抗する目的をも持った故に似たコンセプトの元に開発され、大型な機体ながら可変翼装備と4基の大型ターボファンエンジンによる運動性能と超音速飛行の両立・大容量の兵器搭載量・長大な航続距離といった特徴を備える。
ソ連末期の設計で1981年就航。約40機が配備されたといわれているがソ連崩壊の影響で開発の遅れや連邦諸国の国力低下による運用不可上体に見舞われるなど不運な経過を送った機体が多く、現在では約20機程度がロシア空軍で運用されているにとどまるといわれている。
冷戦終結間際の最新鋭技術を持って開発され、21世紀に入った今日でも充分現役で運用可能なレベルの機種であるが故、エースコンバットなどを始め多くの戦闘機ゲームに登場している。