宇宙船の運動を考える前に、大気をモデル化する。具体的には、任意の高度での空気の密度をモデル化する。 ここでは、AllenとEggersの論文に出てくる指数モデルを紹介する。 同論文では、この単純なモデルで高度20,000から180,000フィート(6から55 km)の密度をよく表せるとしている。 大気圧のデータとしてはU.S. standard atmosphere, 1976というのがある。手持ちの理科年表にもこのUS標準大気のデータが載っているので、Allen-Eggersの指数モデルと比較してみた。下図では縦軸を高度にとってプロットしており、それなりに一致しているのが分かる。 close…