→垂直発射装置
Vartical Lunch Systemの略。 主に艦船装備のミサイル(誘導弾)の発射方法。誘導弾を収めたケース*1を束ね、垂直、あるいはやや斜めに傾けて収納。ランチャーなどを経ず、収納場所から直接上方に発射する装置のこと。
現在は普通に使われているが、世界で最初にこれを装備したのはソ連の原子力ミサイル巡洋艦キーロフ。 続いて米国のイージス巡洋艦タイコンデロガ級*2に採用された。 上記の利点から、同時多目的処理能力に優れたイージス艦との相性は特によい。
*1:セルと言う
*2:厳密には同級6番艦のバンカー・ヒルから装備
・ ・ ・ 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。 ・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・ 大艦巨砲主義は、日本海軍ではなくアメリカとイギリスの海軍であった。 戦前の日本を大艦巨砲主義・一点豪華主義・非科学的精神主義と批判する者には、戦史を語る資格はない。 ・ ・ ・ 2024年9月24日19:12 YAHOO!JAPANニュース 乗りものニュース「「大艦巨砲主義」は遺産です! 最も長生きした“最後の戦艦”アイオワ級 転生したらツルツル船体だった!? 「大艦巨砲主義」を21世紀まで アイオワ級戦艦 戦後、ミサイル戦艦に生まれ変わった「アイオワ」。中央部に複数のミサイル・ラ…
今回は以前本稿でご紹介したロシア海軍の「ウダロイ級」駆逐艦のヴァリエーションで映画「ハンター・キラー」に登場する架空艦「ヤヴチェンコ」のご紹介です。 このお話はすでに下記の回で一度取り上げています fw688i.hatenablog.com もちろん再読していただくのが一番嬉しいのですが、かいつまんでお話をまとめておくと、上掲の投稿ではロシア海軍のほぼ唯一の現役駆逐艦である(と言っていいと思います。実際には若干異なりますが。まあ、その辺りは上掲の投稿を読んでいただければ)「ウダロイ級」駆逐艦のヴァリエーションをご紹介しています。 「ウダロイ級」駆逐艦のヴァリエーションは2種類あり(つまりオリジ…
設計 ・舷側防御は必要、甲板防御は最低限 ・航空戦艦には空母艦橋が積める 従属艦 有用な艦種 使えない従属艦 兵装関連 強い(と思った)兵装 兵装A 兵装B 兵装C 自分用(忘れっぽいので後で見返して思い出せるように)。 PC版鋼鉄の咆哮2を攻略していて気付いたことや知っておくと便利だと思ったことをなんとなく書き連ねています。検索してもPC版は攻略情報が少ないので…。 EKは含みません。欲しい。 設計 このゲームで重要な部分。 ・舷側防御は必要、甲板防御は最低限 甲板は大破すると火災・浸水などの状態異常が発生しやすくなり航空機の発艦が出来なくなるがすぐ沈むわけではないので、空母や航空戦艦以外は…
◼️9.10 ReBOOT ~ K-1 ReBIRTH ~ 横浜アリーナ第15試合 K-1 30周年記念 無差別級トーナメント 決勝 3分3R(延長1R) ○リュウ・ツァー(8-1,6KO:唐山文旅驍騎ファイトクラブ / CFP:中国キックボクシング選手権2023 90kg級優勝:武林風推薦選手) vs ×クラウディオ・イストラテ(60-22-3,33KO: Kombat Gym: ISKAヨーロッパ・ヘビー級王者: IRON FIGHTER推薦選手) KO 1R0:45 ※右カーフキックからミドル連打 リュウが優勝リュウ・ツァー、衝撃KO⚡ @ABEMA で視聴中 https://t.co/…
今回は現用艦船のご紹介の流れで、ロシア海軍(旧ソ連海軍からの流れも踏まえて)のミサイル・フリゲート艦の艦級のご紹介です。 本稿ではこれまで同海軍の現況に至る艦級整備の過程を以下の回で、それぞれご紹介してきました。 fw688i.hatenablog.com fw688i.hatenablog.com 実は上掲の2回の投稿では、同海軍のそれぞれ「巡洋艦」「駆逐艦」とご紹介してきましたが、実はこれらの分類は西側の艦種分類に準じた呼称で、実際にはソ連海軍では1等大型対潜艦(巡洋艦)、2等大型対潜艦(駆逐艦)と呼称されていました。 もう一つ、これからご紹介する艦級の開発経緯を考える上で、同海軍(旧ソ連…
潜水艦から巡航ミサイル水中発射について 潜水艦から巡航ミサイルを水中発射するという技術は、海洋戦略において重要な役割を果たしています。この技術は、潜水艦の隠密性と巡航ミサイルの射程を組み合わせることで、敵の防空システムや対潜水艦戦力を回避し、遠距離からの精密攻撃を可能にします。しかし、水中発射には多くの課題があります。本記事では、水中発射の原理とメリット、そしてその技術的な困難さについて解説します。 水中発射の原理とメリット水中発射とは、潜水艦が水面に浮上することなく、水中から巡航ミサイルを発射することです。巡航ミサイルは、ジェットエンジンやロケットエンジンで推進される自律飛行型の兵器で、地形…
8月31日に久しぶりに横須賀に行ってきました。
まずは心からのお礼を 本稿がスタートしたのは2018年9月2日でした。第1回投稿はこちら。 fw688i.hatenablog.com 今回の投稿で5年を経過したことになります。溜まってきたモデルの整理を少しストーリーをつけてやってみようか、という思いつきで始めたのですが、5年間も続けることになるとは思いもしていませんでした。 そもそもこんな投稿を読んでくださる方がいるとは思いもせずに、最初は少しこだわりもあって持って回った分かりにくい文体になっています。ここまで続けられたのは、一重に読んで下さっている皆さんのお陰と心より感謝します。 艦船模型についての興味はなかなか尽きないので、今しばらくは…
『ウルトラマンデッカー』(22年)前半総括 ~熱血でも『ダイナ』と別モノ! 防衛隊のGUTSグリフォン・テラフェイザーも敵怪獣を撃破! 『帰ってきたウルトラマン』(71年)#1「怪獣総進撃」 ~第2期ウルトラシリーズ・人間ウルトラマンの開幕! 拙ブログ・トップページ(最新10記事) 拙ブログ・全記事見出し一覧 [ウルトラ] ~全記事見出し一覧 『ウルトラマンブレーザー』序盤合評 ~鑑賞前と1話の圧倒的映像&話題性! その後はオーソドックスに過ぎてやや地味か? 『ウルトラマンブレーザー』プレミア発表会 (文・ビオラン亭ガメラ) 『ウルトラマンブレーザー』プレミア発表会(2023年6月12日)を観…
28日(月)午前7時、宿毛市長車で宿毛市役所発、同行は中平富弘市長、川村三千代市議会議長、松山観光港で立田雅弘宿毛商工会議所会頭が合流した。 午後2時から呉市の海上自衛隊呉地方総監部を表敬訪問した。コロナ禍で久しぶりの要望活動です。 当初は伊藤総監が対応してくれる予定であったが、総監は明日が交代で上京中の為、呉地方総監部幕僚長の貴田(キダ)幸典海将補と管理部長の加茂義永1等海佐に対応して頂いた。 毎年10月7日から宿毛祭りがある事、市民が護衛艦の艦内見学を希望していること。 また宿毛湾港の水深や沖堤防の整備状況を説明して護衛艦の宿毛湾港への寄港を強くお願いした。 その後、自衛隊高知地方協力本…
英国海軍(ロイヤル・ネイヴィー)は近代海軍の始祖の一つであることは間違いなく、その整備する艦級の中でも駆逐艦という艦種については模索期からの長い歴史をみることができます。 ロイヤル・ネイヴィーの駆逐艦発達史:ミニシリーズ 本稿でもその黎明期から第一次世界大戦期までの駆逐艦発達史については以下の回でまとめています。その艦級は多岐に渡り、かつそれぞれの艦級にも、時期によっては、あるいは民間技術の積極的な導入などの目的から、官製のものと民間に委託された形態などが入り混じり本当に複雑で、その全てを網羅するところまでは全く手が回ってはいません。 かつ、本稿は筆者の個人的な興味に振り回されているので、以下…
使い難いステルス艦 防衛装備庁が新型FFMを公開した。ここで『新型』と謳っているのは、『改良型』だと現行FFMに欠点があるのを認める事になるからだ。 新型FFM(出典:防衛装備庁) https://www.mod.go.jp/atla/pinup/pinup050825.pdf 船体が3,900t→4,880tに大型化している。船首形状が変更になっているが、これはVLSを16セル→32セルに増やした可能性がある。現行の16セルでも補給スペースが狭く、作業が困難になっているのかもしれない。 一層のステルス性確保の為、艦橋はマストが45度回転しているのと、デッキまでが傾斜をかけた平面に変更されてい…
このブログは、本来山歩きの記録を公開するために作ったものですが、最近は暑くてブログに載せられるような山歩きはできませんから、代わりにイベントに出かけることにしました。 海上自衛隊にとって初めてのイージス艦*1、「護衛艦こんごう(DDG-173)」の一般公開です。 ▲護衛艦こんごう(一般公開会場で撮影) 主要要目基準排水量: 7,250トン主要寸法: 長さ161m、幅21.0m、深さ12.0m、喫水6.2m主機械: ガスタービン4基2軸馬力: 100,000 PS速力: 30kt主要兵装: イージス装置一式、VLS装置一式、高性能20ミリ機関砲×2、SSM装置一式、54口径127ミリ連射砲、3連…
先週末は「夏休み」とお盆のお参りを兼ねて、帰省してきました。帰省地の大阪を台風が直撃するとかで、暴風雨を警戒して予想上陸の2日ほども前から、新幹線の計画運休が宣言され、少し早めに切り上げて自宅に戻らざるを得ませんでした。 新幹線の計画運休(終日、新大阪ー名古屋間を全列車運休)なんて、筆者の記憶にある限り初めてではないでしょうか?運休すれば当然運行機材(列車)が駅にいないわけで、翌日もダイヤは大混乱だったようです。まさにお盆の帰省時期と重なったので、多くの方が影響を受けられたのではないかと思います。 そんなこんなで、本稿の投稿は1回スキップさせて頂きました。 早めに帰省先の実家から自宅に戻ったの…