インターネットは現代社会のインフラとして不可欠なものですが、その裏側には様々な事業者が存在しています。その中でも、一般にはあまり知られていないけれど、私たちのインターネット利用を根底から支えているのが「VNE事業者」です。 VNE事業者って何? VNEとは「Virtual Network Enabler」の略で、直訳すると「仮想ネットワークを可能にする者」となります。具体的には、NTT東西が提供する「フレッツ光」のような物理的な光回線網を借り受け、独自のインターネット接続サービスを提供する事業者のことを指します。 イメージとしては、NTT東西が「高速道路」を建設・管理しているとして、VNE事業…