側面の定在波パネルは時折動かしている。 広がり感と定位の幅方向が変動する。 二次反射点の操作という感じ。定在波起因の逆相的圧迫感も変動する。 今回はリスナー側に10㎝程動かした。 音の解放感、広がり感は改善されたと思う。本当はサイドパネルの調整とともに行うものなのだろうが、パネルが大きいので、そのままにしてしまいがちだ。 定位の締まりと音の解放感のバランスをとるのが難しい感じもある。 ジャズのステレオ盤で定位を左右に極端に振ったものがあるが、ああいうものと通常の録音の両立が大変。 Trinnovで補正を試みたが、今回は単一測定より多点測定の方が、補正の効果が大きいように感じた。 定位の前後関係…