ブロンプトンで100kmを超えるロングライドをしても尻が痛くならないサドルを探す旅。これまでの4つのサドルを使った教訓をもとに検討したところ、Selle SMP VT30Cに行き着いた。パッドは硬めだが、実際の乗り心地はなかなか良いので、当面これで行く所存。ポジションと漕ぎ方についても試行錯誤したが、結局は標準的な設定がいいと結論した。ロードバイクにもつけたが、むしろそっちの方が相性が良かった。これは良いサドルだ。
ブロンプトンを8年間乗ってきた感想と、ここ1年ほどでカスタマイズしてきた内容を総集編的にまとめてみる。所有感や美観よりも実用重視でカスタマイズしたので、走れる使えるブロンプトンを手に入れたい人は参考になるかと思う。
ブロンプトンのシートポストをカーボン製のものに換装して、274gの軽量化を果たした。乗り味は実際のところ大して変わらないが、理論上は、より軽い力で走れるようになって、衝撃吸収性も少しよくなっているはずだ。そして、シート高の調整目盛りがついたのがめっちゃ便利だ。ついでに、シートスリーブを付け直して、ラッカーで被覆して、シートポストがずれたり摩耗したりしにくいように調整した。
ブロンプトンを折り畳んだ際のチェーンカバーをホースで作った。また、防犯登録をビニールテープで隠した。さらに、Selle SMPのロゴを黒い反射板で換装した。
またも三浦半島一周してきた。今回はブロンプトンに乗ったが、乗り方を工夫したら意外に高速に、かつ疲れも少なく走行できた。今週末は結構肌寒かったので、もうサイクリングシーズンも終わりだと実感して、長い冬の訪れを覚悟するのであった。
なぜ自転車が倒れないで走るかというとキャスター角があるからだが、オフセットやらトレール量やらホイールベースやらとの関係がいまいち整理できていなかったので、改めて考えてみた。さらに、前後荷重配分をロードバイクと比較して、ブロンプトンの旋回特性を検討した。
ロードバイクで三浦半島一周してきた。ブロンプトンで使っているVT30Cサドルとロードバイクの相性を確認する試走でもある。
ロードバイクのサドルをPrologo Kappa Evo PAS T2.0に変えた。期待通りの性能で、坐骨も会陰も痛くならず、脚が動かしやすいサドルであった。箱根峠を越えてロングライドにも耐え得ることも確認した。
ブロンプトンで栃木県まで北上して、渡瀬橋で夕日を見てきた。北方の栃木や群馬に自転車で来ることは今まであまりなかったのだが、普通にいけるな。
梱包用のプチプチをサドルに敷いたら、硬いサドルもフカフカで乗りやすくなるんじゃないかと思って、実際にやってみた。結論としては、確かにフカフカになるし、尻痛は緩和される。ただし、耐久性に難ありだ。