1957年、DB(ドイツ連邦鉄道:西ドイツ国鉄)でTEE用のディーゼル車VT11.5形(後のVT601形)がデビューしました。欧州の鉄道は機関車牽引の客車列車が主体。VT11.5形も気動車に見えますが、7両編成の両先頭車が機関車で、中間の客車5両を牽引する仕組みです。風格のある重厚な流線形で、卵型の電気機関車103形と並んで60年代を代表するDBの顔でした。一方、DR(ドイツ帝国鉄道:東ドイツ国鉄)もこれに刺激されてか、1963年、ディーゼル車VT18.16形を製造しました。VT11.5形と同様のボンネットタイプの流線形ですが、やや簡易な印象を受けます。どちらも1990年代までに営業運転を終了…