2025年末〜2026年初にかけて、塩野義製薬は「田辺ファーマからのエダラボン事業取得」と「ViiVへの追加出資」を立て続けに打ちました。さらにその少し前には、JT医薬事業(鳥居薬品等を含む)の獲得も進めています。一見すると大型ディールの連発ですが、単発の“思いつき投資”というより、2030年以降を見据えた事業モデル転換を、キャッシュごと前倒しで実行している——と読むと腹落ちします。 結論:3つの「一貫ストーリー」で読むと全体像が見える 塩野義の一連の動きは、次の3本立てで整理すると、ディール同士が一本の線になります。 1) HIV依存の“単線モデル”を、二重取り(ロイヤルティ+持分法)に組み…