WANDA／ワンダ

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日常整理日誌•2ヶ月前

WANDA/ワンダ

WANDA／ワンダ [Blu-ray] バーバラ・ローデン,マイケル・ヒギンズ Amazon youtu.be ずいぶん心を掴まれた。流れるままに生きているワンダはまさに私だし、えばり散らすロクでもない男（微妙に風貌が大竹まこと氏似）にその弱さもみえたら余計に惹かれてしまう心持ちもわかってしまう。これもまた一つのボニーとクライドものかなと思うのだけど、華々しい熱烈な恋愛とかではない結びつきの切なさ、いろいろ観たその手のものの中で一番心持ちがわかった。ワンダの少女趣味的な服装もいいし、70年代デザインな車もいい。男の実家のちょっとカルトのにおいもする宗教もすごいアクセント。忘れられない力を持った…

#WANDA／ワンダ#バーバラ・ローデン

関連ブログ

structuredcinema•2年前

バーバラ・ローデン『WANDA / ワンダ』映画的な出来事

バーバラ・ローデンによる1970年作『WANDA / ワンダ』について。 www.youtube.com 映画的な出来事状況に対して何もできず流されるしかない、それに対して諦めていて何の感情も抱いていない、周囲の人間たちからも諦められている主人公が映画的な出来事に巻き込まれるようになる。そこで関係性や自身への肯定を得たことによって、その後も変わらない流されることしかできない人生に拒絶感や虚無感を抱くようになるという映画。映画を見に行ったことをきっかけに、監督という神により作為的に起こされた奇跡のような映画的な展開へと巻き込まれていくという展開。その経験が救いに繋がらず、映画の内外関わらず始…

#アメリカン・ニューシネマ#バーバラ・ローデン#WANDA／ワンダ#アメリカ映画#映画

ガチラノ•1日前

WANDA／ワンダ

WANDA／ワンダバーバラ・ローデン Amazon いやあなんだこの映画。題材がすごいな……最初は自分が何を見せられているのか全然理解できなかったけれども、こういう視点を切り取って一本映画を撮っちゃうのは、すごい。ボニー＆クライドじゃないけれども、アウトローの恋人が犯罪をおかしながら未来の見えない逃避行をする、みたいな話って、どうやってキャラクターを強くするか面白くするか、みたいなところを考えがちなんだけれども、この作品のワンダはまるで真逆というか……要領が悪くて育児放棄してどうしようもなくて、でもそういうどうしようも無さに対する自覚もあって……という人物が、さらにどうしようもない強盗犯に…

第二遊歩道ノート•15日前

ナミビアの砂漠｜山中瑶子

山中瑶子(1997-)監督による「ナミビアの砂漠」(2024)が、ハピネットファントム・スタジオの配給により各地のミニシアターを中心に上映されています。強い個性と独特のスタイルをもった作品ですが、137分という長さをほとんど感じさせない魅力的な映画でした。 happinet-phantom.com 町田駅前をとらえた俯瞰ショットから映画は始まります。都心とも郊外とも少し違う雑多な賑わいが感じられる場所です。次いでカメラは古風ともいえるクローズアップの手法を用いて駅前を闊歩する主人公カナ(河合優実)を映し出します。なんとなくバーバラ・ローデンの名作「WANDA/ワンダ」を思い出してしまいまし…

偽物の映画館•2ヶ月前

WANDA/ワンダ(1970)

夫に離縁され、職を失い、なけなしの金すら盗まれたワンダは、たまたま入ったバーで強盗をしていたデニスという中年男と逃走生活を送ることになり......。WANDA／ワンダ [Blu-ray]バーバラ・ローデン,マイケル・ヒギンズAmazon 『草原の輝き』に出演していて下手すりゃ主人公やヒロインより印象的なキャラクターを演じていた俳優バーバラ・ローデンの、最初で最後の監督(兼脚本)作品で、主人公のワンダも彼女が演じています。粗めの画質、即興みたいな雰囲気のカメラワーク。そんな生々しい映像で描き出されるのは人のように上手く生きられない女性ワンダと傲慢で弱い男デニスのどうしようもねえ逃避行。ローデ…

無人島シネマ•3ヶ月前

1059. リバー・オブ・グラス

引用元：note.com 1994年のアメリカ映画南フロリダに住む30歳の専業主婦のコージー（リブ・ボウマン）少し変わったこの名前は、ジャズドラムが好きだった父に名付けられた（おそらくコージー・コール）店でドラムを叩いていた父は、娘が生まれたのを機に定職に就こうと、ドラムをやめて刑事に（！）なる空想癖のあるコージーは、いつかは人の良い夫婦が目の前に現れて、彼女の子供たちを引き取り、彼女自身は第二の人生を歩み始めることを夢見て、退屈な毎日をやり過ごしていたある日、酒を飲み過ぎた父は、拳銃をどこかに忘れてしまい、停職処分になるそしてコージーは憂さ晴らしに入った地元のバーで、冴えない風貌…

会いたい誰かがいるでもないが•9ヶ月前

英国映画協会「史上最高の映画100」配信サービスまとめ

気づけば2024年に年が改まっていて、また人類は「新年の抱負」を更新なんかしているが、私は何方かと言えば「新年の抱負」派ではなく「新しい年齢の抱負」派で、なぜならば20XX年になることというよりも自分がXX歳になることのほうがより直感的で、ゆえによりプレッシャーが増すためだ。それに1月1日という日は自分にとってなんの意味もないが、誕生年月日というのは世界がその前後、自分という人間を含んでいなかった/含むようになったという決定的な違いがあるからやはり特別なんだよね。…とか突っ張ってはいるものの、なんだかんだ新年の透き通った空気に決意が新たになることは否定できず、私自身も「年も改まったことだし頑張…

mizuki_kodamaのブログ•9ヶ月前

2023年お仕事まとめ

・・・・・・・1月・・・・・・・『文學界』2023年2月号（書評：「青木きららのちょっとした冒険」）『SFマガジン』2023年2月号（書評：「グレイス・イヤー」）『文藝』2023年春季号（エッセイ：「クィア映画批評と〈わたし〉を巡るごく個人的な断想」）『映画芸術』482号（座談会：「映画たちよ！私たちのディスクール第8回」、「2022年日本映画ベスト&ワースト」）『キネマ旬報』2023年2月上旬号（星取りレビュー）『A PEOPLE』（『シャドウプレイ』レビュー）・・・・・・・2月・・・・・・・生配信『ポニーキャニオン映画部生配信』（【座談会#6】自分は大好きだけど、相手は見…

ptekaluv’s diary•1年前

Happy halloween

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ptekaluv’s diary•1年前

morning

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