先日東京から大学時代の友人がやって来て、岐阜県の山合いにある洞戸という小さな街まで行ってきました。何故そんなところに出かけたかというと、友人の高校時代の同級生が洞戸で生ハムを作る工房を営んでおり、見学に同行させてもらったという訳です。職人をされているのは多田昌豊さんという方で、イタリアのごく僅かな地域でしか生産されていない“パルマハム”という生ハムを製造する技術を現地で学び、帰国後、日本で唯一同じ製法でのハム造りをされている凄い方。※因みにパルマハムと名乗れるのはイタリアの指定された地域で育てられた豚を使い、指定された地域で定められた製法で作られたものだけ。なので多田さんが造られるハムは、本場…