はじめに u-bootではシステム起動時に決まった順番で処理を自動実行させるために boot.scrやuEnv.txtなどのブートスクリプトを使用することができる。 extlinux.confではカーネルやデバイスツリー、initramfsなどを任意のものに差し替えることはできるが、 それ以外のことはできない。 u-boot自体はデバイスの初期化やネットワーク設定、メモリの読み書きなど様々なことが実行できるようになっている。 通常それらを行う場合はu-bootのコンソールを使用し、コマンドを入力していく。 ブートスクリプトはファイルに予めコマンド列を記述しておくことでそれらの処理を自動的に実行…