2008年、フランスの農業省が『Ecophyto』という農薬減量キャンペーンを始めました。 目標は10年で半分。 対象は大量生産の大規模農家から趣味でガーデニングをする人まで、農薬を使う人すべて。 農薬は例えそれが農作物にほとんど残らなかったとしても、土を痩せさせ、農家に深刻な健康被害をもたらし、大気汚染の原因にもなるという、百害あって一利あるかないかの恐ろしい代物です。 そんなものはできることなら一刻も早く使用禁止にしてもらいたいところですが、10年で50%減でもやらないよりはまし。 ところが、2018年を待たずしてキャンペーンの大失敗が確定したことが判明しました。 なんと、フランスにおける…