開発2部の内原です。文字コードの話は大好物です。 一般的に、アプリケーションの開発において文字数カウントは非常に身近な機能です。パラメータ取得時やフォーム入力時など、様々な場面で文字数計算を実装する機会があります。 しかし、Unicode文字、特に絵文字や結合文字などが混在するテキスト処理において、「正しい文字数カウント」は意外に複雑な問題です。 この記事では、Go言語でのUnicode文字数カウントに焦点を当てて、実装時に注意すべき点を述べます。 文字数カウントの罠 まず、以下のコードについて考えます。 package main import ( "fmt" "unicode/utf8" )…