日本語の仮想端末環境では文字の曖昧幅(Ambiguous width)が原因でPowerlineの表示が崩れたり、 Nerdfontsによるリッチなアイコン文字が上手く表示されなかったり、という事がよく起きます。 この問題を回避するためには、 仮想ターミナルソフトウェアが扱う文字幅 ターミナルマルチプレクサ(tmuxなど)が扱う文字幅 Neovimなどのエディタが扱う文字幅 を統一すると言う大変な作業が必要なわけですが、今回はNixOS環境下でその辺りを揃える作業をしたので、 そこのところを解説したいと思います。 利用しているソフトウェアと環境 この記事では下記のOS環境を前提にしています: …