バランスのレベル 鈴木はバランスとその調整能力を4つのレベルに分類している。 レベル1:圧中心を調整して重心の投影点を支持基底面のほぼ中央に保持できる段階。 レベル2:支持基底面の全領域に重心の投影点を保持できる段階。支持基底面の圧中心が移動できる範囲は限られており、それを安定性限界と呼ぶが、その外縁に近づくほどCOGーCOPモーメントアームの微調整が必要となり、レベル1よりもバランス保持の難易度が高いことが示される。 レベル3: 重心の投影点を支持基底面内で適切に移動することが出来る段階。 レベル4: 支持基底面を適切に変えて、重心を移動することが出来る段階。 以上をまとめると、バランスの分…