User Account Controlの略
Windows Vistaに搭載されたセキュリティ機能。
管理者(ユーザーも)の権限を弱めてOSを保護する機能。
具体的にいうとシステムの変更をするようなアプリケーションや
コントロールパネルにあるシステム設定アプリを使用するさいに
「このアプリケーションはシステムを変更する可能性があります、実行しますか?」
といった確認ダイアログがでるようになる。
Administrator権限でOSを動かしてる状態でも表示されるので
考え方としてはRoot権限を弱めようとしてるUNIXもしくはLinux界の動きと思想は似ているだろう。
ウィルスなどがシステムをかってに書き換えることがないようにできる(はず)なので
有能な機能であると同時に、確認がしつこすぎて結局ユーザーがUAC機能を無効化してしまう可能性もある。
また、オレオレ証明書に対するブラウザの警告ダイアログ、ドライバ導入時の未署名ドライバの警告のように、
「続行」を押してくださいだけ説明書に記述され、有名無実化する可能性もある。
UACを無効にすると逆にセットアップもしくは起動の行えないアプリケーションがあるので注意。
また、一部周辺機器のドライバの中には、セットアップ途中にUACを無効にしようとするものもある。