World Premium Federation
アメリカのプロレス団体。
Windows Presentation Foundation の略。
コードネーム Avalonと呼ばれていたWinFX(.NET Framework 3.0)のデスクトップコンポーネント。
2Dだけでなくタイムラインやアニメーション、3Dオブジェクト、ベクターベースによるDPIに依存しないスケーラブルなグラフィックスなど多彩な表現力をマークアップで実現することが可能であり、プレイステーション2などの高性能ゲーム機やハリウッド映画などに登場するような、3D要素を多用したUIを実現可能である点が一つの特徴である。
C# VB.NET C++/CLI といった従来の.NET言語以外にXAMLというマークアップ言語で
GUIの設計ができるようになる。(MS推奨はC# + XAML)
旧来のWindowsのプレゼンテーションレイヤであるGDIを置き換えることを目的としているだけでなく、ポストHTML、ベターHTMLを目的として開発された側面もあり、HTTP越しの閲覧などにも対応する。WPFはMicrosoftによるFlash対抗技術などと称される場合があるが、デザイン出力がXAMLによるマークアップとして出力される点がFlashとの大きな相違点と言えるだろう。(XAMLをコンパイルしてバイナリ化したBAMLという形式も利用される)
現在のところ.NET Framework 3.0がインストールされたWindows PC(含Windows Vista)での実行に対応するが、Macintosh/Unix環境にも対応するWPF/eの登場が予告されている。
SDKはマイクロソフトから無料で提供されている。
IDEの正式なサポートはVisual Studio 2008 (コードネームOrcas) からであるが、
現在では暫定処置としてVisual Studio 2005にOrcas Previewを加えた環境でプログラミングが可能。
対応デザインツールに、Microsoft Expression Interactive Designer、ZAM 3Dなどがある。
WPFプログラムはGPUの支援をうけるといわれておりビデオカードの性能に
パフォーマンスが左右される。