土偶は太古のフィギュアだった?!特別展開幕!!

夏の特別展「フィギュアの系譜―土偶から海洋堂まで」が昨日より始まりました!
フィギュアの展示会は季節を問わず全国的に良く見られますが、今回は一味違った展示構成でフィギュアをご紹介します!


本展では、太古の土偶や埴輪(はにわ)、お茶の間に飾られているこけし、子どものころ遊んだ「リカちゃん人形」や「ロボットプラモデル」もすべて、現在のフィギュアにつながる<人形>文化の中で発展していったものと捉えて、日本の<人形>文化の歴史を紹介した上で、現代フィギュアの代名詞でもある海洋堂フィギュア作品を一堂に集めた内容になっております。


初日にあたる昨日は、食玩フィギュアで一世を風靡した株式会社海洋堂所属のフィギュア原型師・BOME氏と、アニメなどのサブカルチャーを下敷きにした奇抜な作品などでも海外で高く評価されている現代美術アーティスト・村上隆氏のトークショーが開催され、会場内の座席もほぼ埋まるほどの大盛況振りでした!



特別展会場は、2階ギャラリー1・2・3です。
1階エントランスを通り抜けると、早速、BOME氏のフィギュアがお出迎え。階段をのぼり、ギャオスが睨みを効かせる長い廊下を通り抜けると、特別展会場の入口で大魔神がお出迎え!
会場に入るまでに、気分がどんどん盛り上がっていきます!




会場は2部構成になっており、前半は現代のフィギュアへと至る日本の人形の歴史を兵庫県立歴史博物館が所蔵する「入江コレクション」資料を中心に紹介し、後半は海洋堂の歩みとその製品を通して、現在、世界的に評価の高まっている日本のフィギュア文化が一望できるようになっています。




なお、会場の入口およびミュージアムショップでは、本展の企画構成を担当した研究員によるとても詳しく分かりやすい解説付きのパンフレットを販売しております。一部300円とお求めやすくなっております!



そのミュージアムショップでは、本展のチラシ・ポスターイメージになっている江口寿史氏の「ドグちゃん」をあしらったTシャツや海洋堂のフィギュアなど、豊富な品揃えでお待ちしておりますよ。




目玉商品は、三国志フィギュア・川本喜八郎コレクションが、なんと6割引での特価販売!ほかには、竹宮惠子氏『地球へ…』の個展限定フィギュアも特別に取り扱っております。
両商品とも在庫僅かなので、お早めにお求めください!!




☆★更新情報★☆

特別展ギャラリートーク&講演会「妖怪/フィギュア論」
 【2010/8/8】


夏休み特別えむえむワークショップ「マンガが描きたい!」
 【2010/7/31〜8/21 ※期間中、土・日曜と8/13(金)開催】


原画´(ダッシュ)展示シリーズ わたなべまさこと花郁悠紀子 幻想の旅
 【2010/8/21〜30】
 ※会場は、東京新宿・紀伊國屋画廊です。ご注意ください。 


(CHI@プリティフォーのフィギュアが欲しいです)