AppleInsider: 詳細レビュー： Apple の iPad と iPhone OS 3.2 [Page 4]
原文： In-depth review: Apple's iPad and iPhone OS 3.2 [Page 4]
iPad ハードウェア： その他のアクセサリ
裸のまま iPad を持ち歩くと、少しばかり目立ちすぎる感じがある。 筐体は、ひ弱だったり擦り傷だらけにならないようにという理由ではカバーの必要はないものの、Apple が 40 ドルで販売している iPad Case に収めておいた方が安心感はある。このケースは、ライトデュティーアーマーのような見た目で、デバイスをネットブックのようなタイプ入力用に傾けたり、縦方向のディスプレイにしたりできる。 折り畳むと、ケースは薄いスケッチブックのように見える。
オプションとして 30 ドルで販売されているドックに装着して Bluetooth キーボードをその前におくと、iPad は小さな iMac を縦にしたように見える。 他には物理的なキーボードが付いた 70 ドルの Dock オプションもあるが、今月末にならないと購入できない。
Apple はまた 30 ドルで Camera Connection Kit を提供しているが、これを使えば手持ちのカメラの UBS ケーブルをつかってつないだり、その SD Card を iPad で直接利用できる。 このパッケージも今月末にならないと購入できない。
このオプションは「JPEG や RAW など標準的な写真フォーマット」を扱えるとあり、写真家も自分が撮影した写真をフル解像度の非圧縮のまま iPad の Photos に取り込んで閲覧（そして別のアプリで編集）できることが伺える。 AppleInsider はこのキットが入手でき次第、レビューをお届けする。
iPad ハードウェア： その他の iPhone 機能
その他さまざまな iPad のハードウェア機能は、3G や GPS など、iPhone 3GS や iPod touch で相当する部分と同一だ。 WiFi iPad であれば iPod touch のように使うことができ、WiFi オンリーの三角計測で Location Services を利用できる。また 3G バージョンまで待つ場合、ちょうど iPhone でのように、モバイルアシストされた GPS ではるかに正確な地点を知ることができる。
iPad では 7.2 Mbps 3G がサポートされており、iPhone 3GS で利用可能なものと同じだ。そして AT&T で多く提供されている 3.6 Mbps 3G のアメリカンネットワークよりもおよそ二倍の速さとなる（それでも最高で 2.4 〜 3.1 Mbps 程度の Verizon の CDMA EV-DO 3G ネットワークよりは高速だ）。
iPad 3G は、よりモダンな 3G ネットワークが整備されている海外で利用できればより高速で扱うことがでるが、AT&T もゆっくりとながらこれから二年にわたって同社の 3G サービスをアップデートする予定なので、今後 iPhone 3GS や iPad ユーザはそのポテンシャルを引き出せるようになるだろう。
WiFi オンリーな iPad（現在購入可能な唯一のモデル）に 3G サポートを追加することはできない。というのも、同モデルには 3G mobile mini-SIM カードを装着するためのスロットが設けられていないことに加えて、携帯電話のためのハードウェアや携帯無線信号を受信するためのプラスチック製のウィンドウも設けられていないからだ。
加速度計やデジタルコンパスなど、他の iPhone 3GS ハードウェア機能は iPad でもまったく同じように整備されている。 また基本的に同じプロセッサデザインを採用し、同じ量のシステム RAM （256 MB）を搭載している。ただし、Apple はメイチップのクロック数をより高速に設定し、明らかに異なる、そしてより高速な RAM アーキテクチャを採用している。 Apple はまた、iPad の A4 SoC に他にも最適化による拡張を施してきているようだ。
その結果、iPad は迅速かつ軽快に動く。 iPhone 3GS が登場したことでそれまでの iPhone がぎこちなく見えるようになったように、iPad は再びバーを上げたのだ。 それはかなりの差（ピクセル数にして 5.12 倍、そしてより複雑なアプリを実行する）ではあるものの、全般的により高速に感じられるようになっている。
ページ 5 / 10： iPad ソフトウェア： iPhone OS 3.x の機能と変更点； 1) iPad のための完全に新しくなったヒューマンインタフェースガイドライン； 2) 一部のインターフェースの調整と新機能； 3) iPad に意図的に盛り込まれなかったいくつかのアプリ； 4) 最後に、一般的にかけている機能； iPad ソフトウェア： ヒューマンインタフェースガイドライン＆アプリデザイン； そして iPad ソフトウェア： ヒューマンインタフェースガイドライン＆ドキュメンテーション
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